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「第50回(2024年度)発明大賞」の考案功労賞に試料容器(SafeCap)が選ばれ、表彰されました

日本発明振興協会(石井卓爾会長)と日刊工業新聞社共催の「第50回(2024年度)発明大賞」の考案功労賞に取締役社長 一色勝彦の試料容器(SafeCap)が選ばれ、3月13日(木)の表彰式(場所=東京都港区 明治記念館)で表彰されました。
発明大賞は発明考案を通じて産業の発展や国民生活の向上に寄与した資本金10億円以下の中堅・中小企業や個人、グループに贈られるものです。

<技術のポイント>
医療従事者のホルマリン暴露を防ぎ、健康を守る病理検体回収用容器。従来のホルマリン入り検体容器は、ふたを開ける際に発がん性物質のホルマリンに暴露してしまう。そこでふた部分にホルマリン溶液を入れてフィルムで封印。検体を入れてふたを閉めると容器内部のカッターがフィルムを破り、ホルマリンが容器へ入る構造にした。ホルマリン溶液に触れる、気化したホルマリンを吸い込む危険が全くなく、誤ってこぼす心配もない。操作性や価格は従来品と同等。(日刊工業新聞2025年3月7日電子版)